さよならエレジー簡単コード解説!Fなし初心者向け弾き語り術
菅田将暉さんの代表曲であり、シンガーソングライターの石崎ひゅーいさんが作詞・作曲を手掛けた名曲『さよならエレジー』。アコースティックギター初心者にとって、疾走感あふれる情熱的なメロディは「真っ先に弾き語りしてみたい憧れのナンバー」として絶大な人気を誇ります。しかし、いざ楽譜を開くと立ちはだかるコードチェンジの壁やストロークの速さに圧倒され、挫折してしまう初心者が少なくありません。
本記事では、バレーコード(セーハ)を一切使わずに原曲のドライブ感をそのまま再現できる「裏ワザ的コードフォーム」と実践的な弾き方を徹底検証します。カポタストの適切な位置から、テンポに振り回されないストロークのコツまで、現場目線で分かりやすく紐解いていきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:原曲キー(Em)は難所であるFコードを完全回避でき、初心者が最も挫折しにくい理想的なオープンコード構成である。
- 要点2:難関のB7コードは「簡易3本指フォーム」で代用可能、U-フレット等の簡単弾き設定と組み合わせることで初日から通し演奏が可能になる。
- 要点3:原曲テンポ(BPM 132)に焦らず、まずはBPM 80の8ビートストロークから段階的にリズム感を養うことが上達の最短ルートとなる。
【Fコード不要の衝撃】さよならエレジーが初心者向け練習曲に最適な理由
ギター初心者が最初に直面する最大の壁といえば、人差し指で全ての弦を押さえる「Fコード」をはじめとするバレーコードです。しかし、菅田将暉さんの『さよならエレジー』は、原曲キーがEm(ホ短調)で構成されているため、楽曲の根幹となるコード進行に原則としてFコードが登場しません。
アコースティックギター初心者練習曲として定番のJ-POP楽曲の多くはCメジャーやFメジャーを主軸としており、どうしてもバレーコードが必須となります。これに対し、本作の主要構成コードはEm、C、D、G、Am、B7という基本のオープンコード(ローコード)が中心です。指を寝かせて複数弦を力任せに押さえる必要がなく、指先の力加減を掴み始めた入門者にとって、まさに理想的な教材といえます。

【楽曲構造データ比較】通常演奏と簡単アレンジの難易度徹底検証
実際に『さよならエレジー』を演奏する際、オリジナル通りのポジションで弾く場合と、初心者に向けた簡易フォームを採用した場合でどの程度演奏負荷が変わるのかを客観的に比較しました。
| 項目 | 簡易コード弾き(初心者向け) | 原曲再現・完コピ譜 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| カポ位置(Capo) | なし(Capo 0) | なし(Capo 0) | カポ不要で原曲キーを完全再現できる点が大きな強み |
| バレーコードの有無 | 0箇所(完全オープン) | 1〜2箇所(B7やBmのハイコード) | 簡易フォームの採用で左手の疲労と挫折リスクを大幅軽減 |
| 難関コードの処理 | B7を「3本指簡単フォーム」へ置換 | 4本指フルのB7または2フレットセーハ | 小指を省略しても響きの骨格は損なわれない |
| 演奏テンポ(BPM) | BPM 80〜95(練習用低速) | BPM 132(原曲スピード) | まずは遅いテンポでコード遷移を筋肉に記憶させることが必須 |
【実態検証】唯一の難所「B7」を攻略する3本指の裏ワザ押さえ方
Fコードが登場しないとはいえ、アコギ弾き語り初心者が『さよならエレジー』で唯一つまずきやすいのがB7(ビーセブン)コードです。一般的なコード表に掲載されているB7は、中指・人差し指・薬指・小指の4本を各フレットに複雑に配置しなければならず、素早いコードチェンジの邪魔になります。
ここで威力を発揮するのが、「小指を使わない3本指のB7(省略フォーム)」です。
具体的には、人差し指で4弦1フレット、中指で5弦2フレット、薬指で3弦2フレットのみを押さえ、1弦の小指(2フレット)は押さえずに開放弦(もしくは自然なミュート)にします。この押さえ方にするだけで、前後のEmやCからの指の移動距離が半分以下になり、リズムを崩さずスムーズに移行できるようになります。大手楽譜サイトのU-フレット簡単弾きモードなどでも推奨される定番の省力テクニックです。

【現場プロ直伝】疾走感を生み出すストロークパターンの段階的練習法
楽曲のテンポはBPM 132とアコースティックギターの弾き語り曲としてはやや速めのロックテンポに設定されています。いきなり原曲通りの16ビートストロークを再現しようとすると、右手のストロークが追いつかず左手が追従できなくなります。
現場のギター講師も推奨する最短のステップは以下の通りです。
ステップ1:4分音符ダウンストローク(1小節に4回ジャーンと弾く)
まずは左手のコードチェンジだけに集中し、メトロノームや原曲のクリックに合わせて拍の頭で確実にコードを切り替える感覚を身につけます。
ステップ2:基本の8ビートストローク(ジャン・ジャカ・ジャン・ジャカ)
ダウン(↓)とアップ(↑)を均等に刻み、「ダウン・空振り・ダウン・アップ・空振り・アップ・ダウン・アップ」の規則正しいリズムを体に叩き込みます。
ステップ3:アクセントと右手の空ピッキング
石崎ひゅーいさん特有のエモーショナルなグルーヴを出すため、2拍目と4拍目に強めのアクセントを入れ、サビではストロークの振りを大きくします。右腕全体の力を抜き、手首をしなやかに使うことが疲れないための鉄則です。
一般に知られていない盲点とネットの誤解
ネット上の弾き方動画や質問掲示板などで頻繁に見られる誤解として、「原曲と同じキーで歌うためにはカポタストを装着しなければならない」というものがあります。
しかし、冒頭で述べた通り『さよならエレジー』はCapo 0(カポなし)のEmキーが原曲キーです。一部の解説動画で「Capo 2」や「Capo 3」を推奨しているケースがありますが、これは女性ボーカルが歌いやすい音域に移調(トランスポーズ)しているか、別のコードフォーム(Amキーなど)に変換しているアレンジ譜です。菅田将暉さんの原曲通りの高さで歌いたい男性であれば、カポは不要であり、余計な機材セッティングなしでそのまま練習を開始できます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
『さよならエレジー』の簡単コード演奏は、学習曲線において「最初の1曲を弾き切る成功体験」を得るのに極めて適しています。
【今すぐ挑戦すべき人】
- ギターを買ったばかりで、まだ1曲も最後まで通して弾けたことがない人
- Fコードのセーハができずに挫折しかけている初心者
- 力強いストロークで感情を込めて大声で歌いたい人
【別の練習曲から入るべき慎重派】
- ゆったりとしたスローバラードや指弾き(アルペジオ)から基礎を固めたい人
- BPM 130前後のアップテンポについていくのが体力的に厳しいと感じる人

【さよなら エレジー コード 簡単】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:女性が原曲キーのEmで歌うと低すぎます。カポタストは何フレットにつけるべきですか?
A1:女性の声域に合わせる場合は、コードフォームはそのままでカポタストを4フレット〜5フレット(Capo 4〜5)に装着して演奏するのがおすすめです。コードの押さえ方を変えずに、無理のない歌いやすい高さにシフトできます。
Q2:EmからC、CからDへのコードチェンジでどうしても音が途切れてしまいます。
A2:コードチェンジの直前(小指や薬指を離す瞬間)の最後のアップストロークを開放弦のまま鳴らす「帳尻合わせ」を活用してください。プロのギタリストも実践している手法で、次のコードの1拍目に中指や人差し指をジャストで着地させることを最優先に意識すると音が途切れません。
Q3:エレキギター初心者でもこの簡単コード譜で練習できますか?
A3:全く問題ありません。エレキギターはアコギに比べて弦のテンション(張力)が柔らかいため、オープンコードの押さえやすさはさらに向上します。アンプで少し歪ませたドライブサウンドに設定すると、原曲のロックテイストを忠実に味わえます。
まとめ:焦らず段階的な練習で名曲の弾き語りを手に入れよう
菅田将暉さんの『さよならエレジー』は、難しいバレーコードを排除したオープンコード設計でありながら、演奏する爽快感とドラマチックなメロディを両立したアコースティックギター初心者のためのキラーチューンです。
まずはB7の簡易フォームをマスターし、ゆったりとしたテンポでコードを途切れさせずに繋ぐ練習からスタートしてください。指先がスムーズに動くようになるにつれて、原曲さながらの疾走感あふれる弾き語りが必ず実現できます。 (出典: さよなら エレジー コード 簡単(Yahoo!ニュース))