ネットの伝説「例のプール」の正体と現在地|料金から予約手順まで徹底追跡
インターネットを利用していれば、誰もが一度はタイムラインや画像掲示板で目にしたことがある通称「例のプール」。透明感のあるガラス張りのプールと、吹き抜けの天窓から自然光が差し込む独特なロケーションは、いつしかネットミームの象徴として世界中に知れ渡る存在となりました。
「フィクションのセットではないのか」「実際に行ける場所なのか」という疑問を持つ人は少なくありませんが、この空間は東京都内に実在する正規の多目的ハウススタジオです。本稿では、正式名称や具体的な所在地、個人でのレンタル料金体系、一般予約の手順、そしてなぜここまで社会現象化したのかという文化人類学的背景に至るまで、現場の最新情報をもとに徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:「例のプール」の正式名称は「ピースタジオ 花園ルーム(Hanazono Room)」であり、東京都新宿区に実在する。
- 要点2:プロの映像制作だけでなく、一般人のコスプレ撮影会や個人の貸切利用も正規手順で予約可能である。
- 要点3:ネットミームの枠を超え、特撮・ドラマ・MVなど多様な商業作品のロケ地として現在も高稼働を維持している。
【正体の全貌】「例のプール」の正式名称と新宿に実在するロケーション
ネットユーザーの間で長年「例のプール」あるいは「あのプール」と呼ばれ親しまれてきた空間の正式名称は「ピースタジオ 花園ルーム(p-studio Hanazono Room)」です。過去には「スタジオノイズ(Studio Noize)」という名称で運営されていた時期もあり、古くからの映像関係者の間では旧名称で呼ばれるケースも見受けられます。
施設が位置するのは、都心の一等地に佇む新宿御苑前 ハウススタジオです。ビルの最上階(9階・10階)を活用したメゾネットタイプの高級ペントハウス構造となっており、総面積は約160平方メートルにおよびます。下層階のリビングエリアから階段を上がると、ネット上でおなじみの屋内プールとウッドデッキテラスが広がっています。
| 項目 | 詳細・数値データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| スタジオ正式名称 | ピースタジオ 花園ルーム(旧スタジオノイズ) | ハウススタジオ | 運営母体「株式会社ピースタジオ」による管理物件 |
| 場所・所在地住所 | 東京都新宿区新宿1-19-10 サンモール第7ビル 9F・10F | 都内駅徒歩圏内 | 丸ノ内線「新宿御苑前駅」から徒歩約3分の好立地 |
| 基本レンタル料金(1時間) | スチール:約20,000円〜 / ムービー:約25,000円〜 | 15,000円〜35,000円/h | 水張り・温水利用は別途オプション費用が発生 |
| 最低利用時間設定 | 原則3時間〜5時間以上 | 3時間〜4時間 | 短時間の冷やかし利用を防止する標準的設定 |

なぜここまで有名になったのか?ネットミーム誕生の背景とロケ地作品
「例のプール」が社会的な認知を獲得した最大の要因は、2000年代初頭から成人向け映像作品(AV)において定番の舞台として極めて高い頻度で採用された点にあります。撮影環境としての利便性が極めて高く、「天窓による採光の良さ」「都心でのアクセスの容易さ」「水辺とラグジュアリーな室内が1箇所で完結する設計」という制作側の都合が重なった結果、数千本規模の作品で背景として映り込むこととなりました。
2000年代後半以降、匿名掲示板やSNS上で「タイトルを言わなくても画像1枚で全員が文脈を理解できる共通言語」としてミーム化が進行。その反響はサブカルチャーの枠を越え、一般の商業メディアにも波及していきました。
実際、これまで以下のような多岐にわたるメジャーコンテンツで公式のロケ地として起用されています。
- 特撮ドラマ:『仮面ライダーW』などの特撮シーンにおける資産家の邸宅設定
- 地上波テレビドラマ:『世にも奇妙な物語』『相棒』などサスペンス・ミステリー作品の舞台
- アーティストMV・音楽番組:アイドルグループやロックバンドのプロモーションビデオ
- 漫画・アニメ・ゲーム:作中の背景美術としてオマージュ・完全再現される事例が多数発生
「特定のジャンル専用スタジオ」ではなく、映像クリエイターから純粋にロケーションの質の高さを評価されて選ばれ続けていることが、長年にわたり露出が途切れない本質的な理由です。
【実態検証】一般予約の手順とコスプレ撮影会・見学利用のリアル
「プロの撮影クルーしか借りられないのではないか」と思われがちですが、例のプールは個人利用や一般予約が可能です。近年ではアニメ・ゲームのコスプレ撮影会や、同人誌の表紙撮影、オフ会イベントなど、一般のクリエイターコミュニティによる利用実績が多数報告されています。
一般予約の具体的な流れ
- 公式サイトからの空き状況確認:ピースタジオ公式サイトの予約スケジュール表で空室状況を照会します。
- 利用申し込み・仮予約:WEBフォームまたは電話にて、利用用途(スチール撮影・動画撮影・個人利用等)を明記して申し込みを行います。
- 審査および予約確定:利用規約への同意と身元確認が行われ、スタジオ側からの承諾をもって予約が成立します。
- 料金の事前支払い・当日決済:指定期日までに銀行振込または規定の方法で決済を完了させます。
事前の見学利用(ロケハン)に関しても、前後の予約スケジュールに空きがある場合に限り、30分程度の現地確認に対応してもらえるケースがあります。ただし、無断訪問や撮影中の飛び込み見学は厳格に禁止されているため、必ず事前連絡と調整が不可欠です。

一般に知られていない盲点とネットの誤解
ネット上で流布している情報の中には、現場の実態と乖離した誤解も少なくありません。トラブルを防ぐためにも、以下の現実的な運用実態を把握しておく必要があります。
誤解1:常にプールに水が張られているわけではない
画像で見慣れているため「常時満水のプール」を想像しがちですが、通常時は水が抜かれた乾燥状態で管理されています。プールに水を張って撮影を行う場合は「水張りオプション料金(温水の場合は追加加算)」が別途発生し、給排水の所要時間も利用時間枠内に含める必要があります。
誤解2:遊泳目的のレジャープールとしては使用できない
当該設備はあくまで「撮影用・演出用の美術プール」です。水深や構造は潜水や水泳競技を想定したものではなく、激しい水跳ねや飛び込み行為は機材水没や漏水事故の原因となるため厳禁とされています。
誤解3:ビルの共用部での撮影や騒音は即座に通報対象
ビル内には一般テナントや近隣住民が生活しています。エントランスやエレベーターホールなどの共用部分で立ち止まる行為、衣装のままの出歩き、大音量の音楽再生などは厳しく制限されており、規約違反時は即時退去処分となる場合があります。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
「例のプール」を実際に予約・利用するにあたっては、その空間特性と費用対効果を冷静に見極める必要があります。
利用をおすすめできる人
- ミームの文脈を取り入れた企画を作りたいクリエイター:SNSでの拡散力や視覚的フックを狙う自主制作映画・MV・コスプレ撮影には唯一無二の価値があります。
- 自然光を活かした上質なポートレートを撮りたい層:天窓から降り注ぐトップライトと白い壁面の反射光は、人物撮影において極めて優れたライティング環境を提供します。
- グループで費用を割り勘できる撮影会主催者:最低利用料金が5万円〜10万円規模になるため、5〜10名程度でシェアできる企画に適しています。
利用に慎重になるべき人
- 短時間の個人的な「聖地巡礼・記念撮影」を希望する個人:最低利用時間枠(3時間〜)が設定されているため、数分〜数十分の撮影目的では数万円以上のコストが発生し割に合いません。
- 完全な防音環境での同時録音を求める動画制作:天窓構造のため、激しい降雨時や上空の航空機騒音などの環境音を拾いやすい側面があります。

【例のプール】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:個人が1人だけで借りて中に入ることはできますか?
A1:可能です。利用規約を遵守し規定の最低利用時間料金を支払えば、利用人数の下限はありません。ただし、個人利用であっても商用と同等のスタジオ規約が適用されます。
Q2:プールに入って泳ぐことは可能ですか?
A2:遊泳はできません。演出として水に浸かる、足をつけるといった撮影行為は可能ですが、オプション費用と事前申請が必要であり、水深も浅いため本格的な水泳には適していません。
Q3:最寄り駅からのアクセス経路はどうなっていますか?
A3:東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」の2番出口から徒歩約3分です。靖国通りおよび新宿通りからほど近いエリアに位置しています。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
ネット文化の象徴として語り継がれてきた「例のプール」ことピースタジオ花園ルームは、単なる一過性の流行スポットにとどまらず、優れた採光設計と唯一無二の意匠性を持つプロユースの撮影拠点として現在も確固たる地位を維持しています。
2020年代半ばを過ぎた現在も、その圧倒的なビジュアルアイコンとしての求心力は衰えていません。個人・法人を問わず利用を検討する際は、正規の予約窓口を通じて規約とオプション体系を正しく理解し、計画的なスケジュールを組むことがプロジェクト成功への確実なステップとなります。 (出典: 例 の プール(Yahoo!ニュース))